ブランド名を含む質問への回答5,811件を読んだ
購買者があなたのことを知ると、次の質問にはたいてい名前が入ります。「X とは?」「X は信頼できる?」「X と Y の比較」といった質問です。エンジンは役に立つことを言う前に、どの X のことかを見極めなければなりません。
Proofsource はこうした質問をカテゴリの質問と並べて追跡し、回答ごとに、そのブランドについての回答か、似た名前の別の会社についての回答か、どの会社のことか不明確な回答かを記録します。
サンプルは、2026年10月4日から11月1日までに ChatGPT、Perplexity、Claude、Google AI Overviews から収集した、ブランド名を含む英語の質問に対するすべての回答です。114アカウント、156ブランドの質問835件に対する回答5,811件です。同じ内容が繰り返された回答は除きました。
6.4%が別の会社を説明しており、最も多かったのは AI Overviews
5,811件のうち372件(6.4%)が別の会社を説明していました。そのうち30件を無作為に選んで人の目で読んだところ、23件は明らかに別の会社について、4件は実際にはそのブランドについての回答で、3件は判断がつきませんでした。したがって実際の割合はおそらく5%〜6%、約20件に1件です。
- Google AI Overviews:1,376件中137件(10.0%、95%区間は8.5%〜11.7%)。
- Claude:1,478件中103件(7.0%、5.8%〜8.4%)。
- Perplexity:1,464件中69件(4.7%、3.7%〜5.9%)。
- ChatGPT:1,493件中63件(4.2%、3.3%〜5.4%)。
さらに13.3%は、どの会社のことか判断できていなかった
771件(13.3%)の回答は、そのブランドも、はっきりした別の会社も説明していませんでした。購買者がどの会社を指しているのか尋ね返したり、その名前を持つ会社を複数並べたり、何も見つからなかったと答えたりしています。Claude は1,478件中397件(26.9%)でこうした回答をしており、ChatGPT は7.2%、Perplexity は7.7%でした。
このうち20件を読んだところ、16件は本当にブランドを特定できておらず、4件はブランドを説明していました。別の会社を説明するよりは誠実ですが、購買者があなたについて何も知ることができない点は変わりません。
混同された回答の46%は、10ブランドに集中していた
156ブランドのうち86ブランドでは、混同された回答が1件もありませんでした。15ブランドでは、名前を含む回答の5件に1件以上が別の誰かについてのもので、10ブランドが372件中171件を占めていました。私たちが読んだ名前は、4つのパターンに分かれました。
- 日常的な単語。一般的な名詞から名付けたブランドでは、会社ではなく、その物自体についての回答が返ってきました。
- 自社名の中に、より大きな会社の名前がある。エンジンが余分な単語を落とし、よく知られた会社のほうを説明しました。
- 似たつづり。「Proofsource vs Profound」と尋ねると、Claude はソーシャルプルーフのツールである ProveSource を説明し、「not 'Proofsource'」と書きました。これは私たち自身の例です。
- 同じ名前で、より古いサイト。あるドメインの新しいブランドが、別のドメインの老舗企業に回答を奪われました。
1回尋ねるだけでは見逃すことがある
期間中、質問とエンジンの組み合わせ2,157組で、少なくとも2種類の異なる回答が得られました。そのうち220組は少なくとも1回別の会社を説明していましたが、毎回そうだったのは71組だけで、147組は1回だけでした。1回の確認では問題を見逃すこともあれば、一度きりの現象を拾って追いかけ回すことにもなります。
私たちならどうするか
- 購買者が名前を知ったあとに入力する質問を、各エンジンに尋ねましょう。それは何か、信頼できるか、価値はあるか、最も近い競合と比べてどうか、です。名前が出てくるかどうかではなく、回答が誰を説明しているかを読みましょう。
- エンジンが別の会社を選んでいる場合は、ホームページと会社概要ページで、名前とドメインのすぐそばに、何を作っているのか、誰のためか、どこで提供しているかをはっきり書きましょう。
- LinkedIn からアプリストア、レビューサイトまで、自分で管理するすべてのプロフィールで同じ名前と同じドメインを使いましょう。
- 名前、url、sameAs のリンクを含む Organization マークアップを追加しましょう。Google は、これが「検索結果で組織を明確に区別する」のに役立つとしています。AIの回答については何も述べていないので、効果が証明された対策ではなく、手軽な対策として扱いましょう。
- 数日にわたって確認し直しましょう。1回きれいな回答が出ても、解決したことにはなりません。
Proofsource での扱い方
Proofsource は、ブランド名を含む質問へのすべての回答をチェックし、似た名前の別の会社についての回答に印を付けます。これらはあなたへの言及として数えず、あなたに関する事実との照合も行いません。各回答は情報源とともに読むことができます。
この分析が誤っている可能性がある点
判定はルールと分類器によるもので、私たちが読んだ30件のうち4件は誤りでした。30件は小さな確認なので、5%〜6%という推定自体にも幅があります。
対象はユーザーが追跡対象に選んだブランドで、その多くは若く小規模です。よく知られたブランドが混同される頻度ははるかに低く、エンジンは有名な名前をまったく違う形で扱うかもしれません。
各回答は、ある時点での1回の応答です。エンジンは更新されるため、今週2つの会社を混同した回答が、来週はそうならないかもしれません。私たちが読んだのは英語の質問だけです。